建設が進む新しい広島駅ビルの商業施設の名称が「minamoa(ミナモア)」に決まりました。川の水面や、みんなの駅ビルという思いが込められています。

JR西日本広島支社 広岡研二 支社長
「2025年春の開業に向け、おおむね8割、工事が進ちょくしている」

新しい広島駅ビルは、地上20階・地下1階建てで、2階部分に広島電鉄の新ルート「駅前大橋線」の路面電車が乗り入れます。JR西日本広島支社・中国SC開発は、2階から6階までの商業施設の名称を「minamoa」に決定したと発表しました。

minamoaには、広島を象徴する川や海の水面、みんなの駅ビルにしたいなどの思いが込められています。

中国SC開発 竹中靖 社長
「地元の方に使ってもらえる、地元の方がなくてはならない、非常に愛していただけもの(施設)になれればなと」

JR西日本広島支社 広岡研二 支社長
「人やまち、社会のつながりを進化させて、人の心を動かして、さらには未来を動かしていくというようなことを目指していこうと定めたことの、まさに具現化できるのが、この広島の駅ビルプロジェクトじゃないかなと」

RCC

また、現在の「ekieザッカマルシェ」は、増床リニューアルされ、駅ビルの開業時にminamoaの一部となります。広島初出店の「成城石井」など、新たに7店舗が加わるとしています。

2025年春に生まれ変わる広島の玄関口。商業施設minamoaのロゴデザインは、6月下旬に発表される予定です。