帝国データバンクによりますと、先月、広島市の商業施設でパンイベントの開催期間中に突然事業を停止した運営会社「ローカルズオンリー」は、広島地裁呉支部から破産手続き開始決定を受けたということです。負債総額は約2億円です。
呉市に本社を置く「ローカルズオンリー」は、2007年に男性服の小売業者として創業しました。セレクトショップ2店舗を運営して、女性向け衣料品、雑貨、アクセサリーなども扱い、2019年2月期には1億9800万円の売り上げを計上していました。
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その後うどん店などの飲食事業も行いましたが、コロナ禍で2022年2月期には売上高1億円にダウンし、採算性も低迷していたということです。
パンを主体にフード、雑貨などを扱う物産展「パンタスティック」は2015年から運営事業者として開催し、今年も「パンタスティック!!JAPAPAPAPANツアー2024SS」として全国各地で展開。
広島市内でも5月17日から大型商業施設で開催していましたが、事業の継続が困難となり、期間途中で突然中止しました。
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破産申請時点での負債総額は、約2億円ということです。