明治安田J1リーグ第10節。サンフレッチェ広島は、28日、エディオンピースウイング広島(広島市)で川崎と対戦しました。

今シーズン、ここまで負けなしで3位のサンフレッチェ。前日に首位を争う町田とセレッソ大阪がいずれも敗れ、この試合に勝てば、単独で首位に浮上するチャンスでした。

試合が動いたのは、前半38分。左サイドに展開したDFの 佐々木翔 のクロスボールに反応したのは、大橋祐紀 。チーム得点王の今シーズン、7点目でサンフレッチェが先制に成功します。

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しかし、その後、川崎にまさかの逆転を許し、今シーズン、初黒星がちらつきますが、その直後の後半30分、相手のクリアをパスカットした 満田誠 がドリブルで切り込んで、この足首のすごさ。ゴール前にボールを送ると、決めたのは今シーズン、スタメン出場を続けながら、ここまで無得点ともがいていた 加藤陸次樹 でした。

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昨シーズンは途中加入ながら13試合5得点と活躍したストライカーがようやくお目覚め。このゴールで引き分けたサンフレッチェ、首位浮上はなりませんでしたが、開幕から10試合、いまだ負けなしです。(広島 2-2 川崎F)

サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手
「正直、もう吹っ切れていたというか、逆にことし1年、点を取れなかったらおもしろいなと思っていたので。ホームで負けなかったということはとてもプラス。ただ、もう1点取れるチャンスもあったので、そこはチームの課題。次の新潟戦に向けていい準備ができれば」