David Shepardson

[ワシントン 1日 ロイター] - 米連邦通信委員会(FCC)は、中国の華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)など、国家安全保障上の懸念があると見なす外国企業が無線機器認証に関与するのを禁止する方針だ。関係筋が1日、ロイターに明らかにした。

FCCは、米国市場向けの無線機器を認証する電気通信認証機関や試験所が安保上の懸念をもたらす企業の影響を受けないようにするための超党派提案について、月内に採決を行う。先週にはファーウェイの試験所が機器認可プログラムに参加することを拒否した。

今回の新提案は「(FCCのリストに入っている企業が)機器認可プログラムにおいていかなる役割を果たすことも」恒久的に禁止する内容となっている。

FCCのローゼンウォーセル委員長は声明で「機器認可プログラムと、その管理を委託された人々が、持続的で絶えず変化するセキュリティーとサプライチェーン(供給網)の脅威がもたらす挑戦に立ち向かえるようにしなければならない」と述べた。