[6日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は6日、連邦準備理事会(FRB)が「いずれ」利下げを実施するとし、次の動きが利下げとなる可能性が高いという認識を示した。ただ、具体的な日程については明確な見通しを示さなかった。

FRBが進めるバランスシート縮小については順調に進んでおり、市場に影響を与えていないと述べた。

経済状況は引き続き健全だが、成長は鈍化しているとし、2024年の米国内総生産(GDP)が2─2.5%のレンジなると予想した。消費者の間では支出に対する慎重姿勢が強まっているものの、支出はなお続いていると述べた。実質賃金を巡る状況は改善しているという認識も示した。