Nidal al-Mughrabi

[カイロ/ドーハ 5日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止に向けた間接交渉が難航している。ハマスは5日、人質解放と引き換えに戦争終結を改めて要求。イスラエルはこれを拒否する姿勢を示した。

ハマスはエジプトの首都カイロで仲介国のエジプト、カタールと2日間にわたって協議。代表団は5日夜にカイロを離れ、指導部と協議する。エジプト治安筋によると、7日に再びカイロ入りする予定という。

パレスチナ当局者によると、ハマス代表団は恒久的な停戦での合意を求める姿勢を維持した。

イスラエルはカイロでの協議に代表団を派遣しなかったが、ネタニヤフ首相は5日、ハマスを壊滅させるという目標に改めて言及。人質の解放を確保するための戦闘休止には前向きな姿勢を示した。

双方は協議行き詰まりを巡り互いを非難した。