[7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ロシアとの戦争の解決策検討を目的とする「平和サミット」について、カボベルデがアフリカ諸国で初めて出席に同意したと明らかにした。

このサミットは6月15─16日にスイスで開催されるが、ロシアは招待されていない。

ウクライナは、同国が受け入れ可能としている条件に同意するようロシアを説得するため幅広い支持を集めたい考えで、80カ国以上の参加を期待。特に、ソ連時代からロシアとのつながりがあるグローバルサウス諸国を引き込もうと取り組んでいる。

ゼレンスキー氏はメッセージアプリ「テレグラム」で、カボベルデのコレイア・エ・シルバ首相と電話で対話し、謝意を伝えたと説明。「平和の公式(ウクライナの和平案)への支持と、ロシアの侵攻に対する個人的理念に基づく姿勢に謝意を述べた」と投稿した。

ゼレンスキー氏が支持する和平案は、ロシア軍の撤退、ソ連崩壊後当時のウクライナ国境回復、自国の行為に対する説明責任をロシアに果たさせる手続きを求めている。