Maria Caspani

[26日 ロイター] - 竜巻を伴う雷雨が米国中部を襲い、少なくとも13人が死亡した。数十万世帯に停電が発生している。

テキサス州クック郡の当局者によると、同州北中部のオクラホマ州境付近の地域で25日夜に強力な竜巻が発生し、少なくとも7人が死亡。負傷者も多数報告されている。

被災地の映像からは家屋や建物が広範囲にわたって破壊され、樹木がなぎ倒されている様子が確認できる。

停電状況追跡サイト「パワーアウテージ・ドット・US」によると、テキサスからオハイオまでの8州にわたり、43万世帯以上が停電に見舞われている。

アーカンソー州当局はベントン郡で1人、マリオン郡で2人、バクスター郡で1人を含む数人が嵐に関連して死亡したと報告した。

このほか、オクラホマ州で少なくとも2人が死亡した。

暴風雨は26日には北東に移動しており、オハイオ、ケンタッキー、ミズーリ、テネシー各州の一部にさらなる悪天候をもたらす恐れがある。