「サンライズストリート」に設置された「SAGA2024」のバナーフラッグ=佐賀市のJR佐賀駅周辺

 佐賀県と佐賀市は、10月の開幕まで半年となった国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会「SAGA2024」への期待感を高めてもらおうと、市内のJR佐賀駅からSAGAサンライズパークまでの市道・国道「サンライズストリート」に、バナーフラッグ(広告旗)を設置した。

 スポーツイベントなどでSAGAサンライズパークへ行く人が、楽しんで歩く雰囲気をつくろうと企画した。バナーフラッグは縦85センチ、横45センチ。市内で開催する水泳や柔道など、競技の絵文字「ピクトグラム」と、「SAGA2024」のデザイン版がある。

 17日、サンライズストリートでフラッグを設置する作業があった。佐賀市で開催する15競技をはじめ、他市町で開催される競技を加えた計78のデザインが掲げられた。

 関連して中央大通りにも4月下旬までフラッグを順次設置する。市国スポ・全障スポ総務課の担当者は「普段、歩いているところでフラッグを目にして、『いよいよ始まる』と感じていただけたら」とし、フラッグを参考に「応援に行く競技を考えてみるのも楽しいと思う」と勧めた。(川﨑久美子)