7月のデモンストレションスポーツの大会に向け練習に熱が入るメンバー

 嬉野市塩田町の久間小体育館で3年前から活動している「スポチャン嬉野道場」。メンバーは7月7日、同市で開催される国民スポーツ大会・デモンストレーションスポーツ(デモスポ)の大会を前に熱のこもった練習をしています。

 「スポチャン」の愛称で呼ばれるスポーツチャンバラは護身道(ごしんどう)から発達したスポーツで、軟らかいエアーソフト剣という専用の武器を使って相手より先に打ったり、突いたりした方が勝ちとなります。

 年齢や性別に関係なく安全に楽しめ、道場には小学1年〜中学3年までの男女19人と大人2人の計21人が通っています。小学3年からスポチャンを始めた中倉涼音(すずね)さん(武雄青陵中1年)は「楽しいから続けている。種目がいろいろあり男の子に勝つこともできる。国スポでは、上位のメダルを取りたい」と意気込んでいます。

 インストラクターの河野和広さんは「元気に楽しく練習し、地元開催の大会では悔いのないように力を出し切ってほしい」と話します。保護者も全国から嬉野市に来る選手を支えるため、結束を強めています。

(地域リポーター・副島 花=嬉野市)