寄付金を手渡す牛津高の庄島悠人さん(左端)と橋本晴さん(左から2人目)=小城市牛津町のからふる

 牛津高(小城市牛津町)の食品調理科の生徒たちが23日、自分たちで考案したオリジナル菓子を販売した収益を、子ども食堂に取り組む児童発達支援・放課後等デイサービス運営の「からふる」(同町)に贈った。

 地元の牛尾梅林の梅を使った「梅ジャムクッキー」や、市内の和菓子店の協力を受けて製作した大福「梅福」を、3月に牛尾梅林で開かれた「梅まつり」で販売した。

 3年の橋本晴さんと庄島悠人さんがからふるの事務所を訪れ、江口尚毅代表らに寄付金を手渡した。2人は1年の頃から、からふるでのボランティアに参加し、月1回の子ども食堂でカレーを作ったり、クリスマスイベントの運営を手伝ったりしているといい、「地域に貢献できるように役立ててもらえれば」と話した。(古川浩司)