レッズ9−6ドジャース(24日、シンシナティー)米大リーグ、レッズのエリー・デラクルス内野手(22)は、スピードでドジャースの大谷翔平投手(29)にライバル心を燃やした。試合では3打数無安打1四球だった。

試合前会見に登場した、22歳、メジャー2年目の新星。通常では、自ら英語で対応するが、この日は母語のスペイン語通訳を伴って会見した。しかし、「大谷と100メートル競争をしたらどちらが、勝つか?」という質問には、英語で即答。

「どうだろうね。彼は足が速い。でも僕は世界一足が速いからね(I’m the fastest man in the world)」

笑顔をみせ、自信たっぷり。デラクルスは、ここまで51試合に出場し、すでに31盗塁をマークしている(失敗5)。16日のドジャース戦(ロサンゼルス)では1試合4盗塁を決めるなど走力を発揮した。

大谷の打撃について問われると「彼のスイングはとにかくハードだ。大谷のようにハードにスイングする選手は今まで見たことがない。出塁するときも彼は一生懸命ハードに走る、それがゴロでもなんでも。大谷のような選手は見たことがない」と敬意のコメント。「(時間をかけて)話したことはないからぜひ話してみたい。日本語も絶対に勉強したい」と交流を熱望していた。