岡山県議会は15日、臨時会を開き、新たな議長に久徳大輔氏(55)=高梁市、副議長に中塚周一氏(51)=倉敷市・都窪郡=を選んだ。任期は両氏が所属する自民党県議団の申し合わせにより1年。

 正副議長選は全55議員が投票し、久徳、中塚氏は自民の34人に加え、公明党県議団6人、無所属2人の計42票を獲得。立憲民主、国民民主両党や連合系議員らでつくる民主・県民クラブの10人、共産党県議団の3人はそれぞれ独自に擁立した候補に投票した。

 久徳氏は1999年の初当選で6期目。副議長、議会運営委員長などを歴任した。岡山大大学院修了。高梁市成羽町下原。

 中塚氏は2007年初当選し、5期目。文教委員長や農林水産委員長などを務めた。岡山大大学院修了。倉敷市玉島勇崎。

 県議会選出の監査委員2人は、ともに3期目の福島恭子氏(55)=自民、岡山市東区=と高橋徹氏(57)=民主・県民ク、同市中区=の選任に同意した。