陸上自衛隊は5月26日、御殿場市の東富士演習場で実弾を使用した国内最大規模の演習、富士総合火力演習を行いました。

2024年で66回目となる陸上自衛隊の富士総合火力演習は2023年から一般公開は行わず、全国にある陸上自衛隊の学校の教育の場や、新隊員募集の対象者などへのPRの場として開催されました。

26日は隊員およそ3000人が参加し、戦車などの車両53両、航空機10機などが使われ、ヘリコプターからの隊員降下や目標物に対する戦車からの射撃が繰り広げられました。

オスプレイは2023年のアメリカ軍の墜落事故で一時、訓練を見合わせていましたが、3月に再開し5月26日も演習に参加しました。

同日に使われる弾薬は、昼と夜の部あわせて68トン、およそ8億4千万円にのぼるということです。