宇都宮市は9日、JR宇都宮駅西口周辺地区整備基本計画の第2回策定懇談会を市内で開き、次世代型路面電車(LRT)の西側延伸を踏まえた駅前の新たな交通動線の素案を提示した。現在、車両のアクセスが集中する宮の橋交差点から駅西口までの駅前大通りはバスとLRTの通行のみとし、タクシーと一般車は博労町交差点方向に振り分ける。2方向のアクセス路を整理することで、駅前広場への一般車両の流入を抑制。歩行者動線との分離も図り、歩行者の横断待ちによる車の滞留を解消していく。