豊島心桜
昨年11月にグラビアデビューし、その直後に「2023年のラスボス」のキャッチコピーで鮮烈に表紙を飾った豊島心桜。

4月から初の連ドラ出演となる彼女が、4月30日(火)発売『週刊プレイボーイ20・21合併号』で早くも週プレ2回目の表紙に堂々登場!

■「追い込まれるのが好きなのかも」

――今回は和歌山・南紀白浜での撮影だったけど、行ったのは初めて?

豊島 初めてです。ごはんがおいしかったです。特にワカメ。たぶん生のものだと思うんですけど、シャキシャキで朝も夜もずっと食べてました。あとは梅干しの食べ比べに和歌山ラーメン。食べてばかりで顔がパンパンになっちゃって、これはヤバイ!と思いました(笑)。

――確かに。海に入らなかったら顔パンパンのままだったかもね(笑)。

豊島 だから海に入ってむくみが取れたので良かったんですけど、風が強かったのですごく寒かったですね。雪の中での撮影よりも寒くて、一時は死ぬかもって思いました。

――今回でグラビアが嫌いになってしまうのでは......と、こちらが心配するほど、あの日は寒かったね。

豊島 でも私、そういうシチュエーションだと逆に燃えるんです(笑)。追い込まれるのが好きなのかも。だからジェットコースターとか高い所が好きなのかもしれないです。

――「やってやろう!」って感じ?

豊島 はい、テンション上がっちゃう感じです。逆に、寒いのよりもおなかがすいてるのに食べられないほうが嫌かも。食べることが生きがいなので(笑)。

――今回のグラビアで具体的にここを見てほしいとかはある?

豊島 和室で黒いタイトドレスを着たカットとかは、ちょっとジメッとした大人な感じで、今までにやったことのない雰囲気でしたね。シャワーを浴びてるカット(DVDやデジタル写真集に収録)もすごく大人っぽいなって。あと初めてつながっている水着を着ました。あの青いやつ。

――ワンピース水着ね。

豊島 はい。色が青くて、なんかドラえもんになった気分でした(笑)。

■血を吐く演技は特技といえるレベル!?

――3月で『めざましテレビ』(フジテレビ系)のイマドキガールを卒業したんだよね。

豊島 高2から20歳まで4年間やらせていただいたリポなどもすごく楽しかったので、最後は本当に寂しかったです。

――一方で4月5日スタートのドラマ『君が獣になる前に』(テレ東系)に出演。ここでは初めて殺される役に挑戦したんだよね。

豊島 はい、初めて殺されたんですけど、やってみてすごく楽しかったです。これからも役の中なら殺されてみたいって思いました(笑)。

――どういうふうに楽しいの?

豊島 当たり前ですけど、死ぬ経験って周りの演者さんも含めて誰も経験してないことじゃないですか。そういうことを演じると思うとすごくワクワクしました。

――何かを見て勉強したの?

豊島 戦争系の映画とかを見ましたね。ただ、今回の私の役は刺されたり、撃たれたりして死ぬわけではないので、そこまでは参考にならなかったかもしれないです。初めて血を吐く演技をしたんですけど、すごくうまいと監督にホメられたんです。「特技の欄に書けるよ」って言われて(笑)。

――すごいホメられ方だね。

豊島 アドレナリン出まくりましたし、自分でもけっこういい感じに死ねてるんじゃないかと思いました。今度、機会があったら逆に殺す側の役もやってみたいなって思いました。

――心桜(こころ)ちゃん、ホラーとかを見るのって大丈夫なの?

豊島 作品として見るのは大丈夫なんですけど、実際に血が出るのはダメなんです。特に針で刺されるのは痛いし、本当に苦手なんです。

――じゃあ注射はダメなんだね。

豊島 はい。この前、花粉症がひどいので病院に行ったら、アレルギー検査しますかって聞かれて、ノリで「はい」って言っちゃったんですよ。その後に「注射は本当に苦手なんです」って言ったら、横に寝てやろうかって言われて、看護師さんが幼稚園児をあやすように優しく話しかけてくれて......。

――で、どうだったの?

豊島 刺されたとき超痛くて「痛い痛い痛い痛い」って言ってたら、「大丈夫、大丈夫」って完全に赤ちゃん扱いされました(笑)。

――そこまで言うほど痛い?

豊島 めっちゃ痛いですよ。何よりも痛い。コロナのワクチンのときも私、あまりに痛すぎて接種場で、ひとりで静かに泣いてましたもん。

――大げさでしょ、それ(笑)。

豊島 いや、本当にダメなんです。もう一生、注射はしたくないですね。

■初めて挑戦したラーメン二郎

――最近、何かハマってることはある?

豊島 この前、初めてラーメン二郎に食べに行ったんですけど、めっちゃおいしかったです。

――ひとりで行ったの?

豊島 ひとりで行列に並んだんですけど、全員男性で、誰ひとり女性はいなかったです(笑)。だから「なんでおまえが?」みたいな感じですっごいジロジロ見られました。

――量がすごいって聞くけど、全部食べられた?

豊島 普通は麺が300gらしいんですけど、その半分みたいな、少なめのやつを注文しました。で「ニンニク、ヤサイ」ってコールしました。初コールです(笑)。

――また行ってみたい?

豊島 はい、また行きたいって思ってます。

――そういえば前に、岐阜にある日本一高いバンジージャンプの名所に行くのが夢だって言ってたけど、夢はかなった?

豊島 まだなんです。家族みんなが拒否して、おじいちゃんだけがバンジー好きでOKしてくれたんですけど。年齢もあるので、早く行かないと(笑)。

――おじいちゃんは今、何歳?

豊島 70いくつだと思います。あそこ200mぐらいあるんですけど、おじいちゃんが飛んでるうちに何かあったら困るので、元気なうちに一緒に行きたいです。

――では最後に読者にメッセージを。

豊島 皆さんがたくさん見てくれたおかげで、今回、2回目の表紙を飾ることができ、すごく光栄です。今回は前回よりも大人っぽいグラビアに挑戦したので、そこを楽しんで見てください。

■豊島心桜(Cocoro TOYOSHIMA)
2003年9月25日生まれ 
新潟県出身 身長167㎝ 
特技=クラシックバレエ
○ドラマ24『君が獣になる前に』(テレ東系、毎週金曜24:12〜)に千田ミヤコ役で出演中。
公式X【@CocoroToyoshima】 
公式Instagram【@cocorotoyoshima_official】

取材・文/西山麻美 撮影/ND CHOW