5月28日に開催されたオランダリーグ最終節で、アヤックスはトゥベンテと敵地で対戦。1−3で完敗を喫し、3位に終わった。

 チャンピオンズリーグ出場権を逃し、悲嘆に暮れるなか、事件は起こった。ステフェン・ベルフハイスが、スタジアムの外で相手サポーターに何やら声を掛けられると、激怒。我を忘れて強烈なパンチをお見舞いしたのだ。

 英メディア『SPORT BIBLE』によれば、チームメイトのブライアン・ブロビーに対する人種差別的な発言があり、31歳のオランダ代表FWは攻撃的に反応したという。
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 その後、ベルフハイスは「自分の行動を後悔している。あんな真似をすべきでなかった」と謝罪。ただ、「アウェーゲームの後、ファンにサインをしていると毎回中傷されるんだ」と不満も漏らした。

「もう慣れたけど、人々は何を言ってもいいと思っている。とはいえ、今回のようなリアクションでは何も解決しない、それは分かる。アヤックスの選手として模範的な役割を担っているのだから、良くない行為だ」

 カタール・ワールドカップでもプレーしたベルフハイスは、フェイエノールトから加入2年目の今シーズン、公式戦42試合で11ゴール・11アシストをマークした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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