リバプールの遠藤航は1年でブンデスリーガに戻る可能性がある――。英記者の発言が反響を呼んでいる。

 昨夏にシュツットガルトからリバプールに加入した遠藤は、イングランドでは無名の30歳とあって当初は懐疑的な目で見られていた。

 だが、プレミアリーグの水に慣れた昨年12月からは不動のアンカーとして君臨。ここ数試合は疲労やチームの不調もあってパフォーマンスが低下しているとはいえ、十分に貢献を果たしてきた。

 だが、グレアム・ベイリー記者はリバプールの専門サイト『ROUSING THE KOP』で、フェイエノールトのアルネ・スロット監督がユルゲン・クロップの後任としてレッズの新指揮官に就任することを念頭にこう発言したのだ。

「もしエンドウがある時点でドイツに戻ったとしても、それは大きなショックではない。彼は加入して仕事を終えた。素晴らしい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている」
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 この報道を受けて、リバプールの専門サイト『ANFIELD CENTRAL』は「スロットのよるチーム見直しの一環として、エンドウを売却する可能性があるという驚くべき報道が浮上した。日本人MFは、シーズン初めにクラブに加入したばかりの真新しいリバプール選手であるため、彼がこんなにも早く去るのを見て多くのファンは驚くだろう」と伝えている。

 同メディアは「エンドウを売却する意味が分からない。現在リバプールを取り巻く混乱を考えると、エンドウを維持するほうがはるかに合理的だろう」と主張している。

「たとえ計画が、エンドウの先発の役割を、新しい守備的MFでシーズンを始めることだったとしても。シーズンは長く、リバプールは今、チームをできるだけ分厚くすることがいかに重要かを理解している。低賃金のエンドウの維持することで、リバプールはより有能な6番と契約すると同時に、ローテーションやカップ戦でのエンドウの存在を確保することができるだろう」

 たとえ、新たに守備的MFを獲得したとしても、日本代表MFは残すべきだと訴えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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