現地時間５月１日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝の第１レグで、11年ぶりに４強入りしたドルトムントは、３日前にリーグ・アン３連覇を決めたパリ・サンジェルマンとホームで対戦。１−０で接戦を制した。

　36分に値千金の一発を叩き込み、先勝の立役者となったのが、ニクラス・フュルクルクだ。31歳のドイツ代表FWは、ニコ・シュロッターベックの高精度なロングパスをピタリと収め、一気にペナルティエリア内に侵入し、左足を一振り。強烈なシュートで、名守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの左横を射抜いた。

　世界最高峰の舞台で飛び出した、最高レベルのトラップからの鮮烈弾に賛辞が殺到。SNS上は大興奮のコメントで溢れている。
【動画】最高峰の舞台で最高レベルのトラップ！ドルトムントFWがピタ止め→鮮烈フィニッシュ
「なんて美しいゴールだ！」
「全てが完璧なゴラッソ」
「ラン。タッチ。フィニッシュ。とんでもないゴールだ」
「Lovely touch, wonderful finish」
「Unbelievable goal from Dortmund」
「ワールドクラスのFWプレー」
「やっぱフュルクルクよ！」
「ワンタッチからの低弾道ニアぶち抜き気持ち良すぎ」

　フュルクルクはブレーメン時代の昨季、ブンデスリーガで16発を叩き込み、得点王に。ユニホームを緑から黄色に変えた今季もコンスタントにネットを揺らすなか、フランス王者相手に大仕事をやってのけた。勢いそのままに第２レグでもゴールを奪い、決勝進出に導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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