リバプールの指揮官が代わることは、遠藤航の去就に影響すると騒がれている。

 今季限りでユルゲン・クロップ監督が退任するリバプールは、現在フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督の招聘が有力視されている。これを受け、来季に向けたチーム編成が注目されているところだ。

 そんななか、守備的MFとして奮闘してきた遠藤が放出候補となる可能性が報じられた。グレアム・ベイリー記者が「ドイツに戻ったとしても大きなショックではない」「ブンデスリーガに戻るのは確実に目に見えている」などと伝えている。

 しかし、リバプール専門サイト『Rush The Kop』は5月2日、「スロットのシステムの鍵はダブルピボット(ボランチ)にある。守備と前線の間で動き回るセントラルMFないし守備的MFのコンビだ。現時点ではアレクシス・マカリステルとエンドウだろう」と分析した。
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「こういった選手たちの目標は、中盤を通じてプレーをつなぐことだ。しばしばサイドのウィンガーやストライカーを探す。中盤は最もスペースがないため、プレッシャーの中でもやれる選手たちでなければならない」

 同メディアは「スロットの戦術は、驚くまでに現在のリバプールのスカッドにフィットするだろう」と続けている。

「マカリステルとエンドウのMFコンビは、彼のシステムを機能させるのに必要な完璧なピボットになるかもしれない」

 遠藤はスロットの下でプレーするのか。そしてカリスマ指揮官の後を継ぐオランダ人監督は、日本代表キャプテンをどのように評価するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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