ノーサプライズ。スペインでニュージーランド女子代表との親善試合2連戦(5月31日、6月3日)に臨むなでしこジャパンに選ばれたのは、文字通りガチガチのメンバーだった。昨年の女子ワールドカップ以後から選手の大幅な入れ替えはなく(遠藤純の負傷離脱というアクシデントはあったが)、22人の顔ぶれは順当と言えるものだった。

【GK】 山下杏也加(INAC神戸)、平尾知佳(新潟L)、大場朱羽(ミシシッピ大/USA)

【FP】 熊谷紗希(ローマ/ITA)、田中美南(INAC神戸)、清水梨紗(ウェストハム/ENG)、清家貴子(浦和L)、守屋都弥(INAC神戸)、長谷川唯(マンチェスター・C/ENG)、北川ひかる(INAC神戸)、林穂之香(ウェストハム/ENG)、南萌華(ローマ/ITA)、長野風花(リバプール/ENG)、千葉玲海菜(フランクフルト/GER)、植木理子(ウェストハム/ENG)、宮澤ひなた(マンチェスター・U/ENG)、高橋はな(浦和L)、石川璃音(浦和L)、藤野あおば(ベレーザ)、浜野まいか(チェルシー/ENG)、谷川萌々子(ローゼンゴード/SWE)、古賀塔子(フェイエノールト/NED)
 
 4月にアメリカで開催されたSheBelieves Cupに参戦したメンバーから変わった選手は以下の通り。上野真実、杉田妃和が外れた代わりに、高橋はな、千葉玲海菜が入った。

 高橋と千葉は池田太体制下で招集歴があるので、今回の選出はサプライズではない。上野と杉田の選外も、最近のなでしこジャパンでのパフォーマンスで判断すれば驚きではないだろう。

 ガチガチのメンバーで戦うニュージーランドとの連戦、チームのパフォーマンスはもちろん、個人の出来も大きなポイントだ。今回選ばれた22人のうち、パリ五輪のメンバー18人にエントリーされるのは誰か。チーム内競争、すなわちサバイバルの色も濃い親善試合になる。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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