冨安健洋が所属するアーセナルは今季、クラブ記録となる28勝を達成。しかし、マンチェスター・シティに勝点2差で競り負け、またしてもプレミアリーグ制覇を逃した。

 そのわずかな差を埋めるべく、人々の関心は今夏の補強に移るなか、英紙『The Sun』は「どのメンバーが残留すべきか、あるいは売却されるべきか」を考察。各選手に「STAY」か「GO」のジャッジを下している。

 負傷から復帰した終盤に先発として重要な役割を果たし、最終節では記憶に残る同点弾も奪った冨安に対しては、「STAY」を選択。その理由を次のように綴った。

「ミケル・アルテタ監督が大好きな、フレキシブルで信頼できる選手である。だからこそ今年の早い段階で、1年の延長オプションが付いた2026年までの新契約を結んだのだ。SBとしてもCBとしてもプレーでき、セットプレーでも存在感を発揮する」
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 一方で、日本代表DFとポジションを争う、オレクサンドル・ジンチェンコは「GO」に。「ユリエン・ティンベルが左SBのファーストチョイスになる可能性がある以上、来季アーセナルで多くの試合に先発するのは難しいだろう。マンチェスター・シティから3500万ポンドで獲得した貴重なメンバーだが、守備面で限界を感じる時もある」と退団を予想した。

 そのほかに「GO」サインを受けたのは、アーロン・ラムズデール、セドリク・ソアレス、トーマス・パーテイ、ファビオ・ヴィエイラ、モハメド・エルネニー、エディー・ヌケティア、リース・ネルソンの計8選手だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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