現地時間5月26日に開催されたセリエAの最終節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが、セリエB降格が決定している19位のサッスオーロとホームで対戦した。

 前節のインテル戦(1−1)で見事な今季2ゴール目を決めた鎌田が3−4−2−1の2シャドーの右で先発したラツィオは開始3分、ヒサイが敵GKクラーニョと1対1となるも決めきれない。

 31分には鎌田にビッグチャンス。左サイドからの折り返しにワンタッチで狙うも、クラーニョの好セーブに阻まれる。
【動画】鎌田に絶好機到来も好セーブに阻止される
 スコアレスのまま突入した後半、ホームチームは53分に二枚替え。フェリペ・アンデルソンとゲンドゥジを投入し、鎌田をボランチに下げる。

 迎えた61分、ザッカーニが壁の間を抜ける直接FKを叩き込み、均衡を破る。

 しかしリードも束の間、66分に鎌田が与えたFKからヴィーティに押し込まれ、同点に追いつかれた。

 84分には途中出場のインモービレに決定機が訪れるも、GKの正面を突く。

 6番は最後まで前線まで駆け上がって攻撃に絡むも、ラツィオは決勝点を奪えず、このまま1−1で終了。ラツィオはヨーロッパリーグ出場圏内の7位が確定した。

 鎌田はフル出場でイタリア1年目のシーズンを終えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】立場激変の鎌田大地は残留の可能性。一方でライバル達は相次ぎ退団か。10番に続いて指揮官と“緊張”の仏代表も...
 
【記事】「日本人が凄まじいゴール」「復活は完了」王者から“衝撃ミドル弾”の鎌田大地、地元メディアから最高点で称賛相次ぐ! 

【記事】「ダイチ、批判してごめん」鮮烈弾の鎌田大地にラツィオサポから謝罪相次ぐ!「ついに本領を発揮したね、怒鳴って申し訳ない」