ミランに所属するデンマーク代表DFシモン・ケアーが、今シーズン終了後にチームを退団することを発表した。21日に公開された同クラブ公式のメディアで伝えている。


 今回ロングインタビューに応じたケアーは、自身の去就について問われた際「多くの感情がある。ポジティブなものもネガティブなものもね。数ヶ月前から、これで終わりにすべきだという気持ちがあった。今は新しい冒険の時だ」とコメント。「この4年間の旅で、私は良いレベルに到達した。もちろんより力を発揮して、チームをもっと助けることができたかもしれない。ただ、今が適切な時期なんだ」とも続けた。


 2020年1月にセビージャからの期限付き移籍でミランへ加入したケアーは、同年の夏に完全移籍へと移行。2021−22シーズンにはセリエA優勝も経験するなど同クラブでリーグ戦90試合の出場を記録し、今回は契約満了によりチームを去ることになる。


 25日、ホームで行われる最終節サレルニターナ戦でサポーターへ別れの挨拶をするという現在35歳のケアーは、シーズン終了後はEURO 2024にも参戦予定。「自分の将来を3つのセクションに分けて考えている。最後の試合でサン・シーロでプレーできる週があり、その後はデンマーク代表としての冒険が待っている。その後にサッカーを続けるための適切な場所を見つけなければならないが、まず最も重要なのは今週だね」と自身の将来も含めて語った。