マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハフ監督の解任をすでに決めているのかもしれない。24日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。


 マンチェスター・Uは25日にFAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦を控えているが、同試合の結果に関わらず、テン・ハフ監督が解任される運命は決まっていると『ガーディアン』紙は主張。リーグ戦では1990年以来となる8位以下でのフィニッシュに終わり、上層部のテン・ハフ監督に対する信頼は低下したようだ。


 後任の最有力候補と目されているのは、今季限りでバイエルンを去るトーマス・トゥヘル氏だ。ただ、チェルシーからの電撃退任が決まったマウリシオ・ポチェッティーノ氏とも話し合いの場を持ったという。


 また、イプスウィッチをプレミアリーグ昇格に導いたキーラン・マッケンナ監督の代理人とも接触。なお、イギリス紙『タイムズ』によると、マッケンナ監督はチェルシーやブライトンからもアプローチを受けているが、本人の希望は2021年12月までアシスタントコーチを務めていたマンチェスター・Uへの凱旋だという。


 昨年12月からフットボール部門を掌握したジム・ラトクリフ氏の下、今夏から本格的な改革が始まる“赤い悪魔”。来季『オールド・トラッフォード』のピッチサイドで指揮を執るのは、果たして誰になるのだろうか。