今シーズン限りでミランの指揮官を退任したステファノ・ピオリ監督は、近い将来プレミアリーグの指揮官になるのかもしれない。25日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。


 同日に行われたセリエA第38節サレルニターナ戦を3−3で引き分けたミランは、今シーズンを2位で終えるとともに、2019年10月からチームを指揮したピオリ監督にとっての最終戦を終えた。


 試合を終えた同監督は試合後、選手と戦ったサポーターの存在にも触れながら「彼らは、私の心を喜びと満足で満たした。私たちが一緒に成し遂げたことに、誇りを持つ他ない。この名門クラブの歴史に、永遠に刻まれることだろう」とコメント。自身の今後については「代理人が電話してきたが、私はクラブとの関係が終わるまで、何も教えないでほしいと伝えた。だから次の10日間で何かが起こるかもしれない。私に刺激を与えるものを、見つけなければならないね」「また、休暇を取ることも考えている。サッカーを観戦することで、進化し、新しいことを学び続けることができる。納得できるものが必要だ」と語った。


 そんな中、ピオリ監督は「私は英語を勉強している。これが適切な時期かもしれないが、次の10〜15日で、決定的なことが起こるかもしれないね」とも明かし、同メディアは近い将来にプレミアリーグに参戦する可能性を報じた。


 すでに指揮官の退任が発表されたチェルシーやブライトンなども含めて、どのような決断が下されるのか、注目が集まる。