3戦無敗の武内夏暉

西武・武内夏暉とソフトバンク・大津亮介のインフォグラフィック


西武のドラフト1位ルーキー武内夏暉が2勝目を目指して、3日のソフトバンク戦(ベルーナドーム)に先発する。

ゴールデンルーキーは今季ここまで3試合に登板して1勝0敗、防御率2.14をマーク。計21イニングを投げて3四球、1被本塁打、全3試合でQS(6回以上自責点3以下)を記録するなど、前評判に違わぬピッチングを披露している。

前回登板した4月24日のオリックス戦(京セラD大阪)では、7回100球を投げて8安打浴びながらも3失点と粘投。白星こそならなかったが、今季初の敵地登板でも落ち着いた投球を見せていた。そこから中8日で今日の登板を迎える。

ソフトバンクとは今季初対戦となるが、開幕前の2月28日の練習試合(宮崎)で1度対戦。その時は山川穂高に1発を浴びるなど、3回5安打3失点で、三振を1つも奪えなかっただけに、今日の登板ではその雪辱を期す。

チームは今季ここまでソフトバンクに0勝6敗、4月27日からの敵地での3連戦はすべてサヨナラ負けを喫した。自身初となるカード頭の先発で、ソフトバンク戦今季初勝利をチームにもたらすことができるか。ルーキー左腕にかかる期待は大きい。

制球力抜群の大津亮介

一方、ソフトバンクの先発は大津亮介。今季先発に転向した右腕は、ここまで3試合に先発して3勝無敗、3QS、防御率0.90をマーク。計20イニングを投げて失点、四球ともにわずか2と、安定感抜群の投球を見せている。

前回登板した4月25日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、7回108球を投げて2安打7奪三振無失点の快投。これまでは中9日、中10日と間隔をあけての登板が続いたが、今回は今季最短の中7日で敵地のマウンドに上がる。

今季西武とは同月14日(ベルーナドーム)に1度対戦し、7回97球を投げてアギラーに一発を浴びたものの、5安打1失点と危なげない投球で今季2勝目を手にした。今日も自慢の制球力と多彩な変化球を武器に、西武打線を手玉に取る。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
楽天・早川隆久−ロッテ・西野勇士(楽天モバイル)
オリックス・東晃平−日本ハム・鈴木健矢(京セラD大阪)

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征−阪神・門別啓人(東京ドーム)
ヤクルト・小川泰弘−中日・H.メヒア(神宮)
広島・アドゥア誠−DeNA・東克樹(マツダスタジアム)

【関連記事】
・プロ野球AI勝敗予想
・パ・リーグ球団別週間MVP ソフトバンク柳田、日本ハム田宮がワンツー 楽天・辰己、西武・金子侑も奮闘
・個人打撃成績トップ3独占、総得点はリーグ平均を30点以上も超越 データで振り返るソフトバンクの快進撃