元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(44)が26日までに更新された元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏(43)のYouTubeチャンネル「前向き教室」に出演。7月7日に東京・両国国技館で開催されるWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)とIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)の王座統一戦について語った。

 細川氏が「井上VSネリよりも楽しみ」と切り出し、5月6日に東京ドームで開催される世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)対元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(29=メキシコ)の試合以上に注目していることを打ち明けた。これに呼応するように内山氏は「めっちゃいいカード。(井岡がかねて対戦を熱望しているWBC王者フアンフランシスコ)エストラダもいいけど、マルティネスの方が(エストラダより)強いかもしれない」と話した。

 勝敗について内山氏は「井岡が1〜2点差で勝つと思う」と予想。「井岡は相手の突進をいなすのがうまい」と指摘し、生粋のファイターであるマルティネスを井岡が術中にハメる展開になると見立てた。

 一方の細川氏は「マルティネスが2〜3点差で判定勝ち。この試合は魔法使い対戦士。はっきり(ボクシングスタイルが)分かれている。マルティネスが井岡の魔法にかかるか、かからないか。面白い」と見どころ満載の対戦であることを強調していた。