◇セ・リーグ ヤクルト6ー2DeNA(2024年5月8日 横浜)

 ヤクルトが6−2でDeNAを下し、連敗を2で止めた。初回に先頭打者から4連打など5安打で3点を先制。6回、8回と追加点を奪い、逃げ切った。村上宗隆内野手(24)は2安打1打点で、王手を懸けている通算200本塁打はお預けとなった。

 初回、塩見の中前打、丸山和の左翼線への二塁打で無死二、三塁とすると、オスナが中前適時打で先制。無死一、三塁で村上の右前適時打、1死一、二塁からは長岡が中前適時打放ち、追加点を奪った。

 3−2の6回、オスナ、村上の連打で一、二塁とすると、サンタナは四球で無死満塁のチャンスをつくった。1死満塁から中村が押し出し四球を選び、4点目。北村拓が打ち上げた当たりを右翼・度会がエラーし、さらに1点を追加した。8回にはサンタナの4号ソロでダメ押しした。

 村上は4月29日の巨人戦(東京D)の猛打賞以来となるマルチ安打をマーク。5月1日から3戦連発としていたが、そこから3戦ノーアーチ。王手を懸けている通算200本塁打はお預けとなった。

 3点のリードをもらった先発・吉村は、序盤雨が激しく降る中、力投。2回、3回と失点したものの、115球を投げ切り、3勝目を挙げた。

 ▼オスナ(先制適時打)いつも通り甘い球を待って、変化球が浮いてきたので、食らいついて先制点を取れて良かった。勝利に貢献できて良かった。うまくステイバックできて、抜けてきたカーブをうまくミートできて、落ちてくれて良かった。