浜田知事はきょう6月21日、開会した県議会で県の最重要課題である人口減少問題について、地方だけでなく国全体で取り組む必要性を訴えました。

県議会6月定例会がきょう開会し、一般会計の総額で8600万円余りの補正予算案が提出されました。

高知市の高須浄化センター内に建設される動物愛護センターの基本設計などに4000万円余り。

クラウドファンディングによるふるさと納税の寄付金を学校の備品購入などにあてる「ふるさと母校応援制度」の運用費に4500万円余りが計上されています。

また浜田知事は県の最重要課題である人口減少問題に触れ、依然として若い女性を中心とした県外への転出超過が続いていると危機感を示しました。

浜田知事:
「こうした状況から脱却すべく、若年人口に焦点を当ててその増加に向けて取り組み、持続可能な人口構造へと転換することが何より重要です」


また、四国知事会議など他県の知事と意見を交わし、東京一極集中を防ぎ国全体で
人口減少問題に取り組む必要性について国に強く訴えたことをアピールしました。

6月定例会は7月5日まで15日間の日程で開かれます。