夢は「日本で働くこと」。
高知市の専門学校で、この春入学した留学生の歓迎式が行われました。

新入生の誓いの言葉では、インド出身のシンハ・アルナブさんが「ここにいる日本語学科の皆さんと一緒に、高知で頑張りたいです」とあいさつしました。

28日、高知市の龍馬デザイン・ビューティ専門学校で、この春入学した留学生の歓迎式が行われました。

2024年度は、6カ国から35人の留学生が新たに入学。
定員数の増加に伴い、これまでで一番多いということです。

歓迎式では新入生が自己紹介し、趣味や出身国の料理、将来の夢を語りました。
ネパール出身の新入生が民族衣装でダンスを披露すると、会場はまるでクラブ会場さながらの大盛り上がりとなりました。

このあと行われたのは、在校生による日本文化劇です。
日本での生活をユニークに切り取りました。

(日本文化劇)
「ポイントカードお持ちでしょうか。すみません、これはポイントカードじゃない。在留カードです」

希望を胸に高知にやってきた留学生たち。

自動車メーカーの日産で働くという夢を持つニートゥータさん(ミャンマー)は「インターネットで、龍馬学園で自動車の学部があるのを見たから、ここに留学しました」と留学の動機を話してくれました。

新しく入学した留学生は日本語の勉強のほか、高知のまちを探検するなど、日本の文化や歴史も学ぶ予定です。