観光客を呼び込もうと、観光トレッキング「宮城オルレ」と台湾のトレイルコース「淡蘭古道(たんらんこどう)」の相互交流を図る協定が結ばれたことを受け、先週、台湾で記念のセレモニーが開かれました。

5月17日から19日にかけ、台湾にある淡蘭古道の4つのコースでそれぞれ開催されたセレモニーでは、馬をかたどった宮城オルレのシンボル「カンセ」がお披露目されました。

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招待された宮城県内の市長や町長らが地元の人たちと一緒にコースを歩き、自然や歴史を感じる風景を楽しみました。

菅原茂気仙沼市長:
「宮城の人には台湾へ、台湾の人には宮城へ。力を合わせて世界に発信して多くの人たちとの交流の場になればいいなと思っています」

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宮城オルレと淡蘭古道は去年11月、「友情の道」の協定を結び、相互の交流や誘客に向けた協力態勢を築きました。

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宮城オルレの5つのコースのうち、4コースが共通点を持つなどする淡蘭古道の4コースとそれぞれマッチングして交流が始まっています。県は、今後も淡蘭古道と交流を図り、観光客を呼び込むことで地域活性化につなげたい考えです。