ゴールデンウィーク後半は、3日(金)憲法記念日から5日(日)こどもの日は、広く晴れて、行楽日和になるでしょう。ただ、4日(土)みどりの日をピークに季節先取りの暑さに注意。熱中症対策を。6日(月)振替休日は西から雨エリアが拡大し、雨や風が強まる所もあるでしょう。

5月のスタートはぐずついた天気

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5月1日(水)は、日本の南に延びる前線上を低気圧が東へ進むでしょう。九州や中国、四国は昼頃まで雨が降りそうです。近畿や東海も雲が多く、昼頃から所々で雨が降るでしょう。関東甲信は昼前後から広く雨で、南部を中心に本降りの雨となりそうです。外出の際は雨具をお持ちください。北陸もすっきりしない天気で、午前中は雨の降る所があるでしょう。東北や北海道は雲が多めながらも晴れ間がでそうです。最高気温は平年より低く、福岡市や大阪市、東京都心は20℃に届かず、薄着では少しヒンヤリするでしょう。

2日(木)は天気が回復し、晴れる所が多い見込みです。

沖縄は前線の影響で、断続的に雨が降るでしょう。

3日〜5日は行楽日和 季節先取りの暑さに注意 6日は天気下り坂

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3日(金)憲法記念日から5日(日)こどもの日は、本州付近は帯状の高気圧に覆われる見込みです。九州から北海道にかけて広く晴れるでしょう。お出かけ日和の所が多くなりますが、北海道は3日(金)憲法記念日から4日(土)みどりの日は上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になるため、急な雨や雷雨にご注意ください。

4日(土)みどりの日をピークに季節外れの暑さになるでしょう。東北や関東以西では所々で夏日(最高気温25℃以上)となりそうです。仙台市は25℃と7月上旬並みの暑さとなるでしょう。東京都心は27℃、名古屋市は28℃と6月下旬並みとなりそうです。甲府市など真夏日(最高気温30℃以上)になる所もあるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期です。暑さで体調を崩さないよう、こまめな水分補給を心がけてください。

6日(月)振替休日は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海へ進む予想です。九州から東海、北陸で雨が降りだし、夜は次第に雨や風の強まる所がありそうです。関東は雲が多めながらも日差しが届くでしょう。東北や北海道は雲に覆われ、日本海側で雨の降る所もありそうです。

ゴールデンウィーク明けの7日(火)にかけて広く雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。

まだ予想に幅があるため、最新の天気予報を確認してください。

暑くなる前から始めよう 熱中症予防

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熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。