山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜〜木曜13:00〜14:55)。4月23日(火)の放送では、「リンドウー治療院」総院長の鍼灸師・後藤多都椰(ごとう・たつや)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、後藤多都椰さん



◆あなたは陽タイプ? 陰タイプ?

鍼灸師として37年間で24万人以上を施術、17年間にわたっておよそ2万4,000人もの人の体の動きを観察してきた後藤先生。その経験から生まれた著書『「陰陽バランス」理論でケガや痛みを解消する! - あなたの重心は「陰タイプ」?「陽タイプ」? -』(ワニブックス)が3月26日(火)に発売されました。

本書について、「僕が、長年患者さんを見てきたなかで、人の体は生まれながらにして“陰と陽”2つのタイプに分かれることを発見しました」と声を大にします。そして“陰と陽”それぞれに得意な体の動きが異なるため、自身がどちらのタイプかを知れば生活改善が期待できると言います。

その見分け方は、いくつかの体の動きでわかるそう。例えば、陰タイプなら、ガッツポーズを自然にとるときに下から上に振りあげる形となり、しかも手を正面に真っすぐ伸ばした状態で手首をそらすことが得意なタイプ。陽タイプは反対に、ガッツポーズは上から下に引き下げる形になり、手首を手のひら側に曲げるほうが得意だそう。

このほかにも見分け方はいろいろあるそうですが、“伸びあがる動作がしやすい(陰タイプ)”か“縮む動作がしやすい(陽タイプ)”かが、見極めるための大きなポイントの1つのようです。これを聞いたれなちは「私は“陽タイプ”かもしれない」と言及します。

◆得意なスポーツ、姿勢も異なる

自分がどちらのタイプかを知れば、「映画館やセミナーなどで“どの位置に座れば体が楽か”を判断する基準になる」と後藤先生。例えば、映画館で「前のほうに座ると、どうしても上を向く姿勢になるので(縮む動作が得意な)陽タイプは前のほうの席で観たがらないんですよ」と話すと、陽タイプのれなちは「分かる! 前の席は疲れちゃうから絶対に無理!」と共感します。

さらに、スポーツの種目なら、陰タイプは、伸び上がる動作がある陸上競技やバレーボール、バスケットボールなどが向いているとする一方で、陽タイプは、重心を下に構える相撲や柔道などの武道をオススメし、「(自分自身が)陰か陽かが分かれば、自分が将来どういう方向に進めばいいのかもわかるし、逆に理に反したやり方をすればケガもしやすい」と持論を展開します。

今回の話を聞いて、自身のタイプを知ったれなちは、「自分がどっちのタイプかがわかれば、楽に生きられるんだなと思いました。苦手なことでも“それが体のつくりなんだ”と思えば腑に落ちる。自分だけのせいにしなくても良くなるかもしれません」と話していました。

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4月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月1日(水) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/