赤澤燈 主演。コメディ×ダンスの融合! 川尻恵太の描き下ろしサラリーマン・コメディ、ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ」シリーズの新作が開幕。サラリーマンの⽇常を笑い×歌×ダンスで表現!スタイリッシュ!かつ超エンターテイメントなオリジナルコメディ演劇。
主演はMANKAI STAGE 『A3!』、舞台「東京リベンジャーズ」などに出演している⾚澤燈が続投し、さらに1作目に登場したお笑い芸⼈のエハラマサヒロがカムバック。
シリーズを通して出演する松井勇歩、今立進のほか、新キャストとして平野良、加藤将、菊池修司らを迎え、360度客席に囲まれるセンターステージで、超エンターテイメントな報復絶倒のビジネスマンコメディが繰り広げられる。

始まる前のアナウンスは登場するサラリーマンによる始まる前のアナウンス、わちゃわちゃと喋る、ここからすでに面白い。それから拍手の練習も。早めに席に着いておきたい。また、正方形の舞台、色分けされており、ここは要チェックを。
始まって早速、歌、「株式会社WEEKLY」の緩いサラリーマンの面々、内容は「働きたくない♪」大丈夫か〜とツッコミを入れたくなる歌詞。そこへ日野洋治(⾚澤燈)がやってきて「会社で歌う歌じゃないでしょ!!」。続けて日野は「株式会社WEEKLYはいつも崖っぷち」と言う。そんな時に「業界一のエリート企業『電信』に買収されるという良からぬ噂が…そこへ金平大吾(エハラマサヒロ)がやってきて「心配ないさ〜(某有名ミュージカルを彷彿)」、そこへ!今回登場の新しい面々、電信の社員、服装から、もう違う(笑)。株式会社WEEKLYの面々に向かって!すごい『圧』を!ゲネプロにも関わらず、客席は笑いに。「足を引っ張らないようにお願いします」、すごい上から目線!そしてオープニング。「対等じゃない!」「株式会社WEEKLYは下請けだ!」そんな彼らに反論する日野洋治、「共同プロジェクトでしょ」に対して「バカだなーー」と一蹴。とにかく圧倒されっぱなしのWEEKLYの面々、気持ちは腐る寸前だが、彼らは腐らない!

休憩を挟んでそして後半は、その『企画』を出すWEEKLYの面々、これがかなり笑える内容、もうある意味、ギリギリ攻めてる、色んな意味で(笑)、どのくらい攻めてるかは劇場で確かめてほしい。台詞はダジャレ、ウイット、哀愁etc.これが結構頷けたり、笑えたり。そしてまさかの展開も用意されてるので!

主人公は日野洋治だが、全てのキャラクターに見せ場があり、群像劇の形になっている。どのサラリーマンに共感するか、あるいはすぐそこにいるかも?なキャラも。今回、お初の電信サラリーマン、オラオラ系の神田悠(加藤将)、日本語、サボン語、メルニール語というどこの国かわからない言葉を喋るトリリンガルの根津レオン(菊池修司)、艶っぽく占いが得意な花園いずみ(平賀勇成)、やり手のアートディレクター、自信家に見えるが、実は…な赤城桂太郎(平野良)。

それに対するWEEKLYのいつもの面子、WEEKLYは圧に負けじと(時々折れそうになるけど)!もちろん、コメディなのでバッドエンドにはならないのはお約束だが、どういう風にオチが来るのかは劇場で確認してほしい。スクリーンはいつも通り2つ、そこに映し出される『ネタ』も笑える、四方取り囲む舞台、もし、複数回観れるなら、ぜひ『場所変え』を。客席通路も使うので!タイトルの「ビジネスライクプレイ」遊ぶように仕事する、いやいややってたらいい考えは浮かばない、楽しく考える、楽しく行う、すべてに通じること。歌、ダンス、そしてコント風味なシーン、見どころばかり(笑)。今回で第三弾、会場も安定の新宿FACE、公演は5月11日まで。休憩15分の2時間15分ぐらい。

『本編』終了後はフィナーレ。みんなで楽しく!キャストが指にライトをつけたら客席もOK。難しいことは考えないで「それ、おかしいでしょ」「ちょっとおバカ?」「怒られるスレスレ?」と心の中で軽くツッコミながら楽しく観劇したい。

ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ3」あらすじ
営業職の日野洋治は、ひょんなことから「株式会社WEEKLY」に転職。
配属された金平班は、コピーライターの土田万平をはじめ、ろくに仕事もせず遊ぶように過ごすサラリーマンたちばかりだった…。
しかし日野の一生懸命さにチームが一致団結し、大きな案件「雪解けチョコレート」と「ポテトチップス 海鮮ミックス味」をゲット!チームはほんの少しずつ成長していた!

ここまでが前回のお話。
今度の金平班は、業界一のエリート企業「電信」と共に共同プロジェクトに挑むことに!?
しかし、共同とは名ばかりの下請け。かなりマウントを取られる。
そして電信は、業界の小さな会社を吸収しながら、シェアを拡大していた。果たして、WEEKLYはこのまま飲み込まれてしまうのか。
今、負けっぱなしの大人たちの最底辺からの逆転劇が始まる。

<2020年初演レポ記事>

赤澤燈・陳内将W主演 ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ」やる気のないサラリーマンと熱血サラリーマンが融合すると?!

<2022年第二弾レポ記事>

赤澤燈, 陳内将 etc.出演 ワーキング・ステージ「ビジネスライクプレイ2」開幕!負けっぱなしだけど、やったるで!起死回生!

概要
日程・会場:2024年5月3日(金・祝)〜5月11日(土)新宿FACE
脚本・演出:川尻恵太
音楽:あらいふとし + ミヤジマジュン
振付:EBATO
出演
赤澤燈
松井勇歩
健人
加藤将
菊池修司
平賀勇成
平野良
今立進
エハラマサヒロ

主催:World Code、アミューズキャピタルインベストメント

公式HP:https://worldcode.co.jp/pulesute03/

©2020 ビジネスライクプレイ製作委員会