ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月30日、敵地チェイス・フィールドでのありぞナ・ダイヤモンドバックス戦に2番・指名打者で先発出場。4打数1安打の結果でチームは3対4でサヨナラ負けを喫した。
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 この試合の開始直前、バックネット裏に大量のミツバチが群を成して陣取ってしまったため、プレーボール時間が1時間55分遅れるという事態が発生。駆除業者を呼び寄せ、ミツバチの大群を取り除くという展開となった。
  この騒動について、米紙『Los Angels Times』のジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で、蜂駆除に関する情報を公開。「また重要な点として、ミツバチは殺されなかった。殺虫剤を含まない溶液で処理され、現場から運び出された」と綴り、作業の詳細を伝えた。蜂の駆除を担当したスタジアム害虫駆除会社のマット・ヒルトンさんは、リフトで10メートルほどの高さにある蜂の大群と対峙。非殺虫剤溶液を噴霧した後に、掃除機のようなもので蜂を吸い取り、スタジアムから運び出したという。

 また、『Los Angels Times』でのハリス記者の記事では、「少し緊張しました。作業を進めるのには大きなプレッシャーがあった」というヒルトンさんのコメントも紹介されている。客席から「MVP」の声も上がったというヒルトンさんは作業後、始球式を行い、大きな喝采を浴びた。

 ハリス記者の投稿にはSNS上でも「蜂さん、、よかった」「グッジョブ!」「殺さず運び出されたのはありがたいね!」「素晴らしいニュース。Aクラスの仕事ぶりに拍手」「そうだったらいいなと思ってた!」などと安堵のコメントが寄せられていた。

構成●THE DIGEST編集部

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