現地時間5月1日(日本時間2日)、クリーブランド・ガーディアンズのスティーブン・クワンが敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・左翼」として先発出場した。
【動画】ガーディアンズの日系外野手クワンがみせた“神キャッチ”をチェック!

 野球日本代表「侍ジャパン」入りも期待されていたガーディアンズの日系外野手クワンは、1回第1打席にセンターへヒット、5回の第2打席ではライトへのタイムリースリーベースヒットで加点。さらに10回にはレフトへのタイムリーツーベースヒットを放ち、逆転勝利に貢献した。

 また守備でも9回、一死走者2塁の場面で、アストロズの9番マウリシオ・デュボンが放ったヒット性の打球をダイビングキャッチで見事に捕球。2塁走者もアウトとし、ダブルプレーで試合をおさめた。試合はクワンの活躍もあり、3対2でガーディアンズが勝利した。

 野球専門チャンネルで登録者45万人を抱えるファジー氏も自身のX(旧ツイッター)を通じて「スティーブン・クワンがガーディアンズを20勝に導く」と綴り、好意的な反応を示した。

 また米メディア『Jomboy Media』のポッドキャスト番組『Talkin' Baseball』も公式X(旧ツイッター)で「スティーブン・クワンは10回表にガーディアンズにリードをもたらした。その後、(9番 マウリシオ・デュボンのレフト・フライを)打ち取り、ビクター・カリチーニをアウトとし、試合を終了させた」と記し、クワンの好プレー動画を公開。試合終盤の逆転劇を伝えている。
  クワンのスーパープレーにSNS上では「あんだけ打って守備も上手いとか最高かよ」「信じられないプレーをみせた」「素晴らしいプレーを見せた! 彼はすごい男だ!」「目を疑うレベル」「日本代表で見たいな〜」「日本代表の選考基準満たしてればなぁ」などと、驚きの声や日本人ファンから“侍ジャパン”入りを期待する声が挙がっている。

 この日クワンは打率.360、5打数3安打、2打点とした。また昨年はア・リーグの左翼手で2年連続2度目の「ゴールデン・グラブ賞」を受賞しており、今季も攻守にわたる活躍に期待したい。

 なお、ガーディアンズは30試合、20勝10敗でア・リーグ中地区で首位としている。

構成●THE DIGEST編集部

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