リハビリを行なっているロサンゼルス・エンジェルスのミゲル・サノーの戦列復帰が、ずれ込みそうだ。地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者や、『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンジャー記者らが一斉に報じた。
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 その原因が、米ファンの笑いを誘っている。リハビリ中のサノーは温熱パッドを膝に当てていた際に火傷を負ったというのだ。フレッチャー記者は「火傷の影響でリハビリプログラムが数日間、中断されている」と伝え、ボリンジャー記者は「長時間、器具をつけっぱなしにしていたため、誤って火傷してしまったとロン・ワシントン監督が語った」と報じた。

 また、米紙『New York Post』のブライアン・フォンセカ記者は、「恥ずべき敗北。ヒーティング・パッドで火傷」と辛辣に報道し、米メディア『Yahoo Sports』のイアン・キャッセルベリー記者は、「サノーの失態。MLBの2024年で最も恥ずかしい怪我になるかもしれない」と記している。

 サノーは2017年にオールスターに選ばれたスラッガーで、ミネソタ・ツインズ時代の2019年には34本塁打、21年には30本塁打を放つなど、キャリア通算162本塁打を記録。今オフにエンジェルスと契約し、開幕から打率.262、出塁率.352、長打率.361、本塁打1、打点5をマークしていた。
  現地4月26日に行なわれたボルティモア・オリオールズ戦で三塁を守っていた際、ダイビングプレーで左膝を負傷していた。火傷する前の時点での復帰時期は、現地5月24日から本拠地で行なわれるクリーブランド・ガーディアンズとの3連戦と見られていたが、サノーの戦列復帰は先延ばしとなった。なおエンジェルスはガーディアンズに3連敗。20勝33敗でア・リーグ西地区の最下位に沈んでいる。

 サノーのまさかの負傷に米ファンは爆笑。「恥ずかしい話だ」「エンジェルスらしい負傷」「このチーム大好き」「こんなことがあるのか」「信じられない」「もううんざりだ」「ホットプレートでも使っていたのか?」「膝に当てたまま寝てたんじゃないか?」「長時間つけっぱなしにしていたら、自動で電源は切れるだろ」「レンドーンの仕業か?」「壮大なジョーク」「笑える」「エンジェルスへようこそ」などとコメントしている。

構成●THE DIGEST編集部

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