木村拓哉が主演するドラマ「Believe−君にかける橋−」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第1話が4月25日に放送。刑事役と公表されていた竹内涼真が、建築現場で若松という青年役で登場していたことに「え、生きてたの?」「一人二役!?」などと視聴者が困惑し反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)

■希望と再生のヒューマンエンターテインメント「Believe−君にかける橋−」

本作は、脚本家の井上由美子や監督の常廣丈太ら木村主演ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(2018年、2020年)チームが再集結したテレビ朝日開局65周年記念作品。橋づくりに情熱を燃やす設計者が、わけあって刑務所に収容されてしまい、希望と再生の道を模索していくサスペンスかつヒューマンエンターテインメント。

木村が主人公の大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部部長・狩山陸を、竹内は警視庁刑事部捜査第一課の刑事・黒木正興を演じ、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希らが出演。MAN WITH A MISSIONの「I'll be there」が主題歌となっている。

■竹内涼真、建設現場の“若松”と刑事“黒木”での登場に視聴者困惑

東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」建設に、設計の責任者として従事していた狩山(木村)は、ストライキで工事が止まっていた現場に向かう。そこにいた坂東社長(北大路)ら現場スタッフの中に、竹内がいた。公式には捜査第一課の刑事・黒木役と公表されていた竹内だったが、建設現場で若松という青年として登場。さらに若松は建設現場の崩落事故で亡くなってしまう。

後にしっかりと登場する捜査第一課の刑事・黒木としての竹内は、終始ニコニコしているものの、龍神大橋の崩落事故に執拗(しつよう)にこだわる姿が映し出される。2人は見た目の違いはほとんどないが、建設現場にいたのは「若松」、刑事としては「黒木」と苗字が違う。

視聴者も「竹内涼真は双子?え、生きてたの?えっ?建設現場にいたよね?ってなって事故と腕相撲のシーン何回も見直した。笑」「竹内涼真くんは一人二役!?」「最初に笑顔で出てた涼真くんに確か…ホクロが無かった気が…、で刑事役で出て来た涼真くん(ホクロ有)」「やっぱ竹内涼真2人いたよね??笑」などと混乱気味。

視聴者の予想通り、若松と黒木は双子だからこそ、黒木が龍神大橋の崩落事故の捜査にこだわるのか、全くの別人として竹内が一人二役を演じているのか。黒木刑事の動きこそが、龍神大橋の崩落事故の解明につながっていきそうな予感がすると、今後の展開から目が離せない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部