赤楚衛二が主演を務める木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)。5月2日に放送された第4話では、海斗(赤楚)が大友(錦戸亮)に対抗心を燃やし、大友の理事長就任を阻止しようと画策する姿に、多くの視聴者から海斗を応援する声が上がった。(以下、ネタバレを含みます)

■「Re:リベンジ-欲望の果てに-」とは

同作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐(ふくしゅう)心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。

主人公の海斗が、父親の事件をきっかけに巨大病院の権力争いに立ち向かう物語が展開していく。

巨大病院「天堂記念病院」の理事長の息子・海斗役を赤楚、「天堂記念病院」の優秀な心臓血管外科医・大友役を錦戸、海斗の恋人で「天堂記念病院」の小児科で働く看護師・陽月役を芳根京子、海斗に思いを寄せる出版社の記者・木下紗耶役を見上愛が演じている。

■新理事長の座をかけて、大友と三輪は票集めを始める…

海斗の父で、天堂記念病院の前理事長・智信(光石研)を殺害した首謀者が、市子(余貴美子)であったことが判明。病院の会長である皇一郎(笹野高史)の指示で、市子に代わる新理事長を選出するための緊急会議が開かれた。

新理事長は副院長の三輪(小木茂光)に決まると思われたが、大友が立候補したことにより、4日後に理事長選が開かれることに。一方、大友が病院の内部情報をマスコミにリークしたと疑う海斗は、出版社時代の後輩・紗耶に、その証拠を掴むよう協力を仰ぐ。

三輪から「智信が進めていた心臓血管外科プロジェクトを取り戻そう」と提案され、同意した海斗は小児科部長の小笠原哲也(古舘寛治)に三輪に一票を投じるよう頼みに行くが、あっさりと断られてしまう。

ある日、元恋人の陽月から、妹の美咲(白山乃愛)が心臓血管外科プロジェクトによって手術が行われることを願っていると告げられた海斗は、再び小笠原の元を訪れ、三輪に票を入れるよう説得するのだった。

■海斗の衝撃発言に視聴者騒然「本気出した海斗かっこいい!」

大友の方が海斗より一枚も二枚も上手で、このままいけば三輪よりも票が集まり、新理事長に就任することは確実だった。ところがドラマ終盤、予定よりも早く開かれた記者会見で、海斗が衝撃の発言をした瞬間にSNSでは「海斗かっこいい!」「海斗が本気出してきた」「大友先生の表情が崩れたの初めて見た」「ますますおもろくなってきた」と大盛り上がり。

さらに、海斗が大友に対して「取り戻してみせますよ。あなたに奪われたもの全てを」と言い放ったシーンでは、「海斗負けるな」「海斗のターンきた!」「海斗やるやん」と視聴者は大興奮だった。新理事長の座をかけた新たな戦いが始まる第5話を楽しみに待ちたい。

◆文=奥村百恵