“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00〜10:30 ABEMA SPORTSチャンネル)#36が、5月19日に放送され、パリ五輪出場が決定したサッカーU-23日本代表の招集メンバーを予想した。

本番組は、現在、ABEMAでレギュラーシーズン公式戦324試合を生中継しているメジャーリーグベースボール(以下、MLB)や、サッカー日本代表選手がプレーする欧州サッカーなど注目スポーツの最新情報を毎週日曜に生放送で公開している。

本放送回では、サッカーのメインコメンテーターとして、元サッカー日本代表の槙野智章、野球のメインコメンテーターとして、元メジャーリーグ選手の川崎宗則に加えて、コメンテーターとしてコットンの西村真二が出演、進行をフリーアナウンサーの中川絵美里が務めた。また、コメンテーターとして、2023年開催された「第46回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で準グランプリを受賞した畠中夢叶が、番組初登場とともに、タレントとして、初のテレビ出演となった。3月に高校を卒業したばかり畠中は、中学生時代には陸上部の部長を務めたことを紹介し、陸上大会のハードル走にて、スタートからぶっちぎり1位で駆けぬける映像を公開したものの、「ギリギリ、大阪府大会に出られたけど、こんなスゴい方々の前で言えるような成績じゃないです……」と謙遜していた。

■サッカーコーナーでは

サッカーコーナーでは、パリ五輪出場が決定したサッカーU-23日本代表の招集メンバーを大予想した。さらに、槙野がもっとも注目するU-23選手として、柏レイソルの細谷真大選手の名前をあげ、「A代表への期待とともに、ブンデスリーガのボルシアMGやイングランド2部のサンダーランドなど、世界からも注目されている。なんでもできる万能型で、圧倒的な初速やフィジカルの強さ、決定力を持っている素晴らしい選手。日本人ストライカーに細谷選手のようなタイプはいない」と大絶賛した。

そんななかで番組は、槙野と細谷選手の“因縁”に注目し、当時、浦和レッズでプレーしていた槙野が、細谷選手のユニフォームの首元をつかみ、強い口調で何かを言い放つシーンを紹介すると、槙野は「試合中にボールを取ろうとした僕を、細谷選手がバチンと押したんです。まさか若手に背中を押されるとは思っていなかったので、『おい、ふざけんじゃねぇぞ』と反応しちゃった(笑)」と説明した上で、「細谷選手、本当に申し訳ありませんでした。僕も調子に乗っていたし……」と謝罪し、「フィールド上では年齢は関係ないと言っても、先輩に対して負けん気の強さを見せる選手がめちゃくちゃ好き。細谷選手とは、これを機にあいさつするようになって、仲良くなった」とふり返った。

また、当時33歳の槙野に対し、当時19歳の細谷選手が闘志をむき出したことについて、畠中は「この年齢差は、私と事務所の先輩である足立梨花さんと同じ。つまり、私が足立さんに足を引っかけたようなことですか!? ぜったいに無理!」と続けて、「年齢関係なく、強いメンタルを持てる細谷選手はスゴい」と語っていた。

※川崎宗則の“崎”は立つ「崎」が正式表記