永瀬廉(King & Prince)が主演を務め、松田元太(Travis Japan)が共演するドラマ「東京タワー」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)の第6話が5月25日に放送された。喜美子(MEGUMI)との関係が娘の比奈(池田朱那)にバレてしまい、耕二の身に危機が迫る展開に「ホラーすぎる」「地獄すぎ…」とX(旧Twitter)ではトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)

■「東京タワー」とは?

江國香織による同名の小説を連続ドラマ化した同作。21歳の青年・小島透(永瀬)と20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)、大学生・大原耕二(松田)と孤独を抱える主婦・川野喜美子(MEGUMI)という2組の男女の禁断の恋を、令和ならではのストーリーとキャラクターで描き出す。

■MEGUMI“喜美子”と逢瀬を重ねる松田元太“耕二”に危機が…

逢瀬を重ねる耕二と喜美子。家族が不在の中、互いに夢中になる二人は帰宅する娘の比奈(池田朱那)に気付かない。二人の情事を目撃した比奈は、その様子をスマホのカメラに収めてしまう。

耕二が帰り道を歩いていると、目の前には比奈の姿が。スマホに収めた動画を出し「これ不倫だよね?」「この動画消してほしかったら、私と付き合ってよ」と脅迫めいた提案を持ち掛けられる。

後日、大学の講義中にふと横目をやると、こちらに手を振る比奈が目に入る。「どういうつもりだよ」と問う耕二に対し、飄々とした態度で「そんなことより、あの返事聞かせてよ。私と付き合ってくれる?」と聞き返す比奈。

すると突然、「本当にごめん」「喜美子さんには会わない、約束する。だからあの動画消してほしい」と土下座をして懇願する耕二。しかし、「そんなに好き?お母さんのこと」「だったらさ、私とも寝てよ」と返されてしまう。

■ストーカーのように松田元太“耕二”に付きまとう池田朱那“比奈”

比奈のことがあり、喜美子と連絡を取らずにいる耕二。帰宅途中に心配して家に来ようとしていた喜美子と会うも「構わないでほしい」と突っぱねてしまう。解決策が見えない中、悩みながら帰宅すると部屋には比奈の姿が。耕二が驚き動揺する中、服を脱いで迫ってくる。

恐怖のあまり透に助けを呼ぶ耕二。透の姿を見ても比奈は物怖じ一つしない様子。後日、由利(なえなの)とのデート中にも嫌がらせで現れる比奈。

帰宅することが怖くなった耕二は、部屋の様子を見てほしいと透に頼む。透が部屋に向かうと、比奈の姿が。なぜ付きまとい、嫌がらせをするのか問いかける透に対し「ぶっ壊してやりたいの」「不倫した人間が幸せになるなんて、あり得ないでしょ」と感情をあらわにする比奈。「お母さんだけは絶対に許さない」とこぼし、耕二ではなく喜美子に対して強い怒りの感情を持っていた。

比奈の本心を透から聞いた耕二は「俺が恨まれた方がよっぽどマシだった」と喜美子の心配をするのだった。

不倫の代償として耕二が比奈に付きまとわれる展開に、Xでは「ホラーすぎる」「怖すぎるww」「地獄すぎ…」「恐ろしい…」という声が集まっている。第6話放送後、「#東京タワー」がトレンド入りとなった。

◆文=ザテレビジョンドラマ部