VTuber事務所「ホロライブプロダクション」の所属タレント×声優が、月曜から金曜まで日替わりでタッグを組む、ABEMAオリジナルレギュラー番組「ホロごえっ!」#3が、5月13日から17日に毎日、放送された。

“VTuber×声優”による、ABEMAオリジナルレギュラー番組「ホロごえっ!」は、【白上フブキ×悠木碧】【宝鐘マリン×上坂すみれ】【天音かなた×和氣あず未】【夕刻ロベル×石川界人】【鷹嶺ルイ×楠木ともり】の全5組がMCを務め、番組オリジナルのバーチャル姿で登場する声優陣とVTuberたちがさまざまな企画を行っていく。

■5月14日の放送では

5月14日放送の【宝鐘マリン×上坂すみれ】#3では、“こんな時どうする?”というおなやみに対して、宝鐘と上坂が指定のキャラになりきって解決する企画「かたより相談所」で、今回は、過激な言葉は使わず、とにかく相手に圧をかけてお困りシチュエーションを解決する“圧圧”キャラで挑戦する。

「初デートで相手の私服がダサい。どうする?」という相談では、上坂が彼女役に挑戦し、「ねえ! 今日、何の日か知ってる!?」とがなり声でつめより、「(今日は)初デート。もう帰る。もうやだ。最低」と吐き捨てるが、その直後に「でも、そこがかわいい、だから許す」「今日は目一杯楽しむから。今日、あんたのかわいい服、買いにいくから」とまさかの方向転換に、彼氏役を務めた宝鐘は「ただのツンデレじゃねぇか」と苦笑する。

挑戦後、「服なんてガワにすぎない! そんなの脱がせばいい!」「ダサいを口実に更衣室で再教育するよ」と語った上坂に、宝鐘は「何、言ってるのこの人」と冷静なツッコミを炸裂させた。

しかし、「陰湿な姑の撃退方法は?」という相談では、嫁役の上坂の鬼づめに、姑役の宝鐘が「泣いちゃうよ、こんなの」「こわいよぉぉ」と悲鳴をあげていた。

■5月16日の放送では

5月16日放送の【夕刻ロベル×石川界人】#3では、“イケボ”が苦手な夕刻を、石川がプロデューサーとなって、みっちりきたえるコーナー「イケボマスター ロベトレ」で、「(イケボは)ぜんぜんできない。照れが勝っちゃう」と語る夕刻は、しぶしぶながら指定されたシチュエーションのセリフを石川のお手本にならって挑戦するが、「一文のなかで話速のコントロールと声量のコントロールを……」とプロ目線で淡々と指摘する石川に、「出てるよ! ガチが!」とあわてる事態になる。

また、「変なセリフでもカッコよく聞こえるよ、というのをやりたかった」と話す石川考案のふたつ目のセリフでは、セリフの最後に「チュッ」とリップ音を入れる。「“チュッ”ってどうやるの?」と困惑を浮かべた夕刻に、石川が、その場で実演して見せるが、生々しいひびきに夕刻は思わず「ダメだよ」とうろたえ、おたがいに爆笑となる。「私たち声優は、この感覚マヒしすぎてて、人前で“チュッチュ”できます」と語った石川に、夕刻は「大切な人と。チュッチュは」と返すが、その後、セリフに挑戦すると「“チュッチュ”、ムズいっすわ」と石川のプロの技に改めて感服する夕刻だった。

■5月17日の放送では

5月17日放送の【鷹嶺ルイ×楠木ともり】#3では、仕事やプライベートで自分に劇的な変化をもたらしたモノやコトを紹介するコーナー「劇的変化!MYビフォーアフター」で、楠木が声優人生の転機を明かした。

劇的な変化をもたらしたコトとして、自身が主人公の声優を担当した2018年放送のアニメ「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」を挙げた、2017年にデビューした楠木は「(当時)無名の新人だったところから、やっとこの作品で“期待の新人”みたいに世間評がなってきたのを感じていた」と話し、「キャラクター的にもちっちゃい女の子とお姉さんめのボイス、少年っぽいボイスとか、何個かやらないといけないキャラクターだった。演じ分けとか、声質をほめていただいた」とふり返る。

また、これをきっかけに演技以外の仕事でも評価されるようになったとふり返り、「これは自分のなかでめちゃくちゃターニングポイントだったんです」「ちょっとずつ自分に自信を持てるようになった作品」と明かした。

■5月13日&5月15日の放送では

加えて、5月13日放送の【白上フブキ×悠木碧】#3では、空想上の人物や物からのファンタジーな人生相談に答える「異世界人生相談」で、地球人と結婚したい木星人からの「地球人の女性がキュンとすることは?」との質問の回答に、悠木が「私はあんまり壁ドンでドキッとしない」と明かす場面や、白上が「女の子あつかいされるとうれしい」と語る男性のキュンポイントなどを語りあった。

さらに、5月15日放送の【天音かなた×和氣あず未】#3では、名探偵にふんした和氣が、3つの証拠品のうち、実際に天音が残した証拠品を推理して当てる企画「名探偵あじゅじゅ!犯人はかなたん!」で、「空き缶グシャグシャ事件」「茹でたポテトグシャグシャ事件」と題された事件の証拠品から、天音が残した証拠品を推理していく和氣だったが、3つ目の事件「鶴折れるかな?事件」では、和氣が思わず「これはヒドい」と言葉を失う衝撃の折り鶴が登場した。

■次回「ホロごえっ!」は

5月27日から31日(金)放送の次回「ホロごえっ!」#4は、“VTuber×声優”の異色タッグがおりなすトークやゲームコーナー、チャレンジ企画など、さまざまな内容を楽しむことができる。