来季2%のチケット価格の値上げ

リヴァプールがシーズンチケットと会員チケットの価格を2%値上げすることに反発し、サポーターが抗議活動を行っているという。英『BBC』が伝えている。

チケットの値上げ発表を受けて、リヴァプールのサポーターグループ「Spirit of Shankly」「Spion Kop 1906」「Kop Outs」は共同で声明を発表し、来季の値上げの凍結を訴えた。抗議活動の一環として、ゴール裏のスタンドで旗や横断幕の掲示を主催する「Spion Kop 1906」は、「ヨーロッパリーグのアタランタ戦は旗を掲示しない」ことを発表した。

一方、リヴァプールの指揮官ユルゲン・クロップ監督は、「私たちとサポーターの間に何も障害がないことを望む」と述べ、ファンに理解を求めた。

来季値上げを発表することを決めたクラブはリヴァプールだけではない。トッテナムのシーズンチケットは来季より6%値上げされることになっており、リヴァプール同様にトッテナムのサポーターも抗議活動を行なった。

物価の高騰などチケットの値上げは仕方ない部分もあるかもしれないが、スタジアムに足を運ぶファンにとっては由々しき問題だ。この問題に解決策はあるのだろうか。