ポステコグルーが振り返る

延期となっていたプレミアリーグ第26節が3日に行われ、アウェイでチェルシーと対戦したトッテナム。

4位アストン・ヴィラとの勝ち点差を縮め、逆転でのCL出場権獲得に向け負けられない一戦だった。しかし24分にFKからトレヴォ・チャロバーにヘディングを決められ失点。さらに72分にはコール・パルマーのFKがクロスバーに当たると、その跳ね返りをニコラス・ジャクソンに決められ、0-2でチェルシーに敗戦してしまった。

先週末のアーセナル戦に続き、セットプレイから失点を許してしまったトッテナム。セットプレイの守備は今シーズンのトッテナム大きな課題の1つとなっている。シーズン終盤に3連敗中のトッテナムの指揮官アンジェ・ポステコグルーは英『BBC』にてこの試合を振り返った。

「我々にとって素晴らしい夜ではなかった。必要なレベルでプレイできなかったし、何かを得るに値しなかった。我々のサッカーには真の信念と前向きな考え方が欠けていた。自信のなさなのかどうかはわからないが、自分たちがやりたいサッカーをするために必要なマインドセットでプレイできていない。それは私が見直さなければならないことだ。それを解決するのは私だ。それが私たちがやることだ」

どのように修正するかを問われたポステコグルーは「ハードワークするだけだ。方程式はない。我々は懸命に働き、確実に正しい方向に導くつもりだ」と語った。4位アストン・ヴィラとの勝ち点は7差となっているが、まだトッテナムの方が1試合少ない状況だ。

今節のリヴァプール戦やマンチェスター・シティといった強豪との試合を残すトッテナムはシーズン序盤の勢いを再び取り戻すことができるのか、注目だ。