前半戦は苦しんだところもあったが

今季前半戦はプレミアリーグ、そして指揮官ユルゲン・クロップのスタイルへの適応に苦しんだところもあったが、MF遠藤航は徐々にリヴァプールで安定した立ち位置を確保。後半戦は不可欠な守備的MFとなっていた。

英『Daily Mirror』は今季のリヴァプールの選手たちを10点満点で評価しているが、遠藤はDFフィルジル・ファン・ダイクらと並んで最高タイの8点評価を得ている。

「昨夏に契約した時は眉をひそめるところもあったが、その後は中盤の重要な歯車であることが証明された」

同メディアはこのように遠藤を評しており、この評価も頷けるものだろう。他には負傷したアリソン・ベッカーの穴を懸命に埋めたGKクィービーン・ケレハー、イングランド代表候補にまで登り詰めたDFジャレル・クアンサー、同じくイングランド代表候補のDFジョー・ゴメス。

遠藤の相棒として中盤でチャンスメイクにフル稼働だったアレクシス・マクアリスター、ハーヴェイ・エリオット、今季も変わらず前線からチームをリードしたFWモハメド・サラーが最高の8点評価を受けている。

中盤に関しては遠藤&マクアリスターのコンビがいなければ成り立たなかったところがあり、この評価も決して大袈裟なものではないだろう。