愛知県新城市で先月23日、75歳の女性が車にはねられて死亡したひき逃げ事件で、内縁の夫を身代わりにしたなどとして、ブラジル国籍の女が逮捕されました。  逮捕されたのは、ブラジル国籍で新城市に住む無職、ツカモト・デ・ソウザ・マリア・エステラ容疑者(41)です。  ツカモト容疑者は4月23日朝、新城市豊栄の国道で無免許で車を運転中、道路を横断していた田邉秋子さん(75)をはねて死亡させて逃げたうえ、同乗していた内縁の夫に身代わりを頼んだ疑いが持たれています。  警察は当初、現場に戻った内縁の夫を逮捕しましたが「子供を送迎していた」とウソの説明をしていたことが発覚し、周辺の防犯カメラの映像などからツカモト容疑者の犯行を特定したということです。  当時、車には2人のほかにもツカモト容疑者の娘や孫も乗っていたということで、警察が詳しい経緯を調べています。