暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15〜)。
今回は都立大学オープンユニバーシティの2024夏期講座受講生一般募集や、都と東京都歴史文化財団の「ネクスト・クリエイション・プログラム」事業を紹介しました。

◆都立大学オープンユニバーシティ 2024夏期講座 一般募集

東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン・スペシャル講座の受講生を募集しています。

この講座では、オンラインならではの特性を活かし、東京都立大学の教員をはじめ、さまざまな分野の研究者や専門家が登壇して、ユニークで興味深い講座を行っています。

今回は、7月から始まる、人類の多様性を研究する「人類学」をテーマに、さまざまな危機に直面する世界において、人類学が果たす役割について考える講座を紹介します。

人間はとても興味深い「種」です。

地球上のすべての人々が、ホモ・サピエンスという一つの種に属しながらも、地域や国などによって実に多様な考え方や生き様があり、また、それがゆえにすれ違ったり衝突したりすることもあります。

グローバルな次元での共通価値を追い求める動きも活発に続けられてきていますが、その試みは必ずしも成功しているようには見えません。

こうした人間の「性」を長い間、見つめ、またそれについて草の根レベルで考え続けてきたのが人類学です。

人間を多様性と普遍性の双方、あるいはその間の関係から理解しようとします。

今回のオンライン・スペシャル講座では、「人類学『再』前線」と題して、東京都立大学社会人類学研究室の教員を中心とした様々な地域や分野の専門家が、多彩な視点から人類学の現在位置について講義します。

コンテンツ自体の新旧にかかわらず、それぞれが今、最も伝えたいことを中心に講義内容を組み立てる。だからこそ、「『再』前線」です。

講座のスケジュールは、7月13日(土)〜10月5日(土)までの全8回のシリーズ講座です。

定員は、一般が60人で、高校生が40人です。受講料は、一般が1万6,000円で、高校生は無料です。

また、ほかにも、「日本の魅力ある博物館・美術館シリーズ 国立歴史民俗博物館 縄文時代展示の構築と現在」「パンダ学講座 特別編 あらためて、パンダの魅力を考える」をオンライン講座で行います。

受講を希望する人は、東京都立大学オープンユニバーシティのウェブサイトからお申し込みください。

関連リンクhttps://www.ou.tmu.ac.jp/◆ネクスト・クリエイション・プログラム

都と東京都歴史文化財団は、「ネクスト・クリエイション・プログラム」事業を始めます。

「キッズユースオープンキャンパス」は、大学のキャンパスで、8月8日(木)にアートと音楽の体験講座、9月29日(日)にアートとデザインの制作体験講座が行われます。

「こどもファッションプロジェクト」では、子どもたちがファッションショーを作り上げ、「チームアップ! オペラ『トスカ』」では、プロのアーティストとともにオペラに挑戦します。

「中高生のためのクリエイティブCAMP 2024」では、舞台芸術作品の創作・上演、劇場ツアーなどが行われます。

各プログラムの申し込み方法などは、それぞれのウェブサイトをご覧ください。

関連リンクhttps://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/05/15/24.htmlhttps://www.rekibun.or.jp/about/project/next_creation/https://ncptokyo.com/https://www.t-bunka.jp/info/22518/https://www.geigeki.jp/performance/creative2024/

番組名:東京インフォメーション放送日時:毎週月―金曜 7:15〜7:20キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo