７人組ダンス＆ボーカルグループ・ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳのパフォーマーで、ＥＸＩＬＥメンバーでもある関口メンディー（３３）が１日、グループの卒業と所属事務所「ＬＤＨ」の退社に関する記者会見を行った。

　メンディーは６月２５日にグループ卒業と約１３年間所属したＬＤＨを退所。「出来の悪い僕を育ててくれた」と感謝しつつも「このままだと甘えてしまう」と危機感を抱いたことを告白。

　日本人の母とナイジェリア人を父に持つハーフで、小学１年のときに両親が離婚。小学４年のときに母から「日本と世界の架け橋になってほしい」と言われ、「その言葉がずっと心に残っていた。日本と世界の架け橋になれているかと自問自答したときに、合格点をあげられなかった。今こそ自分の足で立って頑張っていくことが、親孝行になると思った」と説明した。

　独立後はフリーの立場で国内外で芸能活動する意向だが、「本当にまだ何も決まってないんですよ」。今後の夢について「今ここで言えることは…エンターテインメント王に俺はなる！」と意気込んだ。

　最初は引き留めたというリーダーの白濱亜嵐は「今後のやりたいことだったり、展望を聞けば聞くほど正直、ＬＤＨにいたままの方がいいんじゃないかな、ＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳにいた方が夢はもっとかなえられるんじゃないかと思いましたし、僕自身は今でもまだそう思っています。やっぱり卒業するとなると、ウワサが出ると思います。僕たちは決してけんか別れというのがないんです」と吐露。

　他方で「だからこそ正直、難しいというか、もやっとする部分がすごく残っているものもあります」と素直な思いを語った。

　その上で、リーダーという立場から「やっぱり一人でやるという覚悟を決めた以上は今のところではありますが、僕自身としては、メンディーがＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳに戻ってくるという選択肢はないです」ときっぱり。「そのつもりでやっぱり旅立ってほしいですし、やっぱりグループを卒業するってすごく大きなことだと僕自身は思っているので、そういう思いでメンディーに今後、旅立ってほしいなと思っております」と真剣なエールを送った。

　なお、７人で最後の活動は６日放送のＴＢＳ系音楽番組「ＣＤＴＶ　ライブ！　ライブ！」。メンディー卒業後、今秋に６人体制でライブツアーを行うことも発表した。