お笑いコンビ「スピードワゴン」の井戸田潤(51)が7日夕、生情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)に火曜コメンテーター・北斗晶の代打で初出演。相方・小沢一敬(かずひろ=50)を支えまくったコンビ結成当時を明かした。

 吉本興業の養成所・NSC名古屋校の同期だった2人。当初は別々にコンビを組んでいて、先に上京していた井戸田のコンビは解散することになった。井戸田が小沢の当時の相方に連絡すると「ウチもちょっとヤバイかもしれない」と言われ、井戸田は動いた。

「小沢さんは、私たちの同期の中では名古屋の出世頭というか、大阪のネタバトル番組とかでも優勝してた。これはいいやと思って、小沢さんに連絡して『コンビ組もうよ』と…」

 だが、小沢はなかなか重い腰を上げてくれない。井戸田はレンタカーでトラックを借り、名古屋の小沢宅マンションまで迎えに行った。

「で(小沢を)乗っけて、荷物積んで、そのまま東京に。そんで数か月、同居して、それで小沢さんの部屋も探しつつ、で、何とか説得して2人でコンビを組んでもらったんですよ」

 同居生活を支えたのは井戸田だった。

「仕事もなかったからバイトずっと行ってて。で、小沢さんがいるから昼休み帰って、ご飯作って食べさせて、で、また戻ってバイトして…。で、電話掛かってくるんですよ。アイツ、麻雀好きだったから『雀荘に来たんだけどさぁ、帰り道が分からなくって迷っちゃったよ〜』。で、迎えに行く。甘え上手」

 井戸田は「ほんでもう20何年かな、経って今、あの人はお休み中」と愚痴っぽく話したが、小沢と連絡は「たまに取ってます」という。

「相方さんのトラブルなどもあって、同情されることも多いと思いますが…」と視聴者からの質問が読み上げられると、スタジオが大爆笑に包まれたが、井戸田は「ホントに良くないから」と真顔を崩さず。

 火曜コメンテーター・岩下尚史氏が「何のトラブルがあったの?」と振ると「いろいろあったんですよ。まだ継続中ですから、今」と答え、「色ごとですか?」と突っ込む岩下氏に、井戸田は「色ごとというか、まぁだから普通にただ楽しく飲んだってだけの話で…」と返した。